神経眼科の基礎– category –
解剖・鑑別・手技・連携を含む実務基礎カテゴリ
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解剖・経路
加齢で瞳孔反応はどう変わるか – 老人性縮瞳と対光反射の読み方
高齢者の瞳孔を見たとき、「小さい」「反応が少し鈍い」「暗くしても思ったほど開かない」と感じることがあります。これをすぐ病的縮瞳や薬剤性、Horner症候群と決めると、読み方を誤ります。加齢そのものが、瞳孔径、反応振幅、速度、暗所再散瞳を変える... -
解剖・経路
視神経の解剖 – 4区分と血流の違いから読み解く局在診断の土台
「視神経は一本の神経」というイメージのままでは、AIONと圧迫性視神経症、外傷性視神経症、視神経鞘髄膜腫の見え方の違いが説明できません。実際の視神経は、眼内・眼窩内・管内・頭蓋内の4区分で、長さも血流支配も圧環境も大きく異なります。この差を先... -
手技・実務
瞳孔反射経路の解剖 – 求心路と遠心路、片眼照射でなぜ両眼が縮瞳するのか
片眼に光を当てただけなのに、なぜ両眼が縮瞳するのか。この問いにきちんと答えられるようになると、RAPD、Argyll-Robertson 瞳孔、Adie 瞳孔を同じ対光反射の地図の上で読めるようになり、Horner 症候群は交感神経経路として切り分けやすくなります。眼科... -
手技・実務
眼瞼診察をどう取るか – MRD1, levator function, Hering, lid lagの実務
眼瞼診察をどう取るか - MRD1, levator function, Hering, lid lagの実務 眼瞼所見は重要だと分かっていても、実際の外来では「なんとなく下がっている」「なんとなく開きすぎている」で終わりやすい領域です。原因は、知識不足というより、どの順で、どの... -
解剖・経路
正常瞳孔反応をどう見るか – baseline size, latency, escape, hippusから再考する
「対光反射は正常です」と書くのは簡単ですが、その一言の中に何を見ているかを細かく分けて言える人は意外に多くありません。瞳孔診察は、異常所見を知る前に、まず正常の時間軸を知っておいた方が安定します。眼科医として実感するのは、正常を「縮む / ... -
手技・実務
RAPD(相対的求心性瞳孔欠損)を正確に検出する – 暗室・光源・スイング法の実務細部
RAPD は概念としてはよく知られていますが、外来で安定して検出するには検査条件の標準化が必要です。暗室条件、光源、照射時間、切替の速さ、患者の固視が少しずれるだけで、軽度の相対的求心性瞳孔欠損(relative afferent pupillary defect, RAPD)は見... -
解剖・経路
眼瞼の解剖と神経支配 – 動眼神経・交感神経・顔面神経の3系統で読む
眼瞼所見の局在診断が難しく見えるのは、まぶたを「一つの部品」として見てしまうからです。実際には、開瞼と閉瞼は動眼神経、交感神経、顔面神経という3つの神経系と、腱膜・靱帯・瞼板などの支持組織が組み合わさって成り立っています。この骨格を先に整... -
鑑別・分岐
眼瞼下垂(ptosis)を見たら何を考えるか – 鑑別アプローチ
「まぶたが下がっていますね」で終えてしまうと、同じ外来の中にいる Horner症候群、動眼神経麻痺、重症筋無力症を取り逃がします。眼瞼下垂はありふれた所見ですが、局在診断の入口としてはかなり情報量が多い所見です。大事なのは、下がっている量そのも...
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