論文紹介– category –
文献ベースの整理・査読論文の紹介
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論文紹介
視力は保たれているのに「見にくい」 – DLBの視知覚障害を Devenyi 2024 で臨床の言葉に落とす
視力表ではそこそこ見えている。屈折や白内障だけでは説明しにくいのに、本人は「距離感が合わない」「物を取り損ねる」「周りがごちゃごちゃして見える」と訴える。このとき眼科が拾える鑑別のひとつが、DLB(dementia with Lewy bodies)の視知覚障害で... -
論文紹介
眼瞼けいれんは「目の病気」ではなくネットワークの機能異常 – Zhu 2023/2024 が整理した病態仮説
眼瞼けいれんは、眼科外来では「まばたきが多い」「眩しい」「目が開けにくい」から始まり、進行すると“機能的な視覚障害”に至ることがあります。一方で、眼表面だけで説明しきれない患者も少なくありません。本論文は、眼瞼けいれんを局所ジストニアとし... -
論文紹介
AION急性期のOCTでA-AIONを示唆する所見は何か – PAMMと乳頭周囲fluidを機序から読む Klefter 2024(AJO 2025)
前部虚血性視神経症(AION)は、急性期に「GCA関連のA-AION(arteritic AION)」か「NA-AION(nonarteritic AION)」かで、初動が大きく変わります。ただし初診時の乳頭所見は似てしまうことがあり、採血や血管評価の結果を待つ間に判断が難しくなる場面が... -
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HZOだけでは終わらないVZV神経眼科 – 視神経障害・眼筋麻痺・血管障害までを総説で俯瞰する Kedar 2019
HZOだけでは終わらないVZV神経眼科 - 視神経障害・眼筋麻痺・血管障害までを総説で俯瞰する Kedar 2019 帯状疱疹(herpes zoster)を「HZO(herpes zoster ophthalmicus)=皮疹+角膜炎」として扱うと、神経眼科の入口で見落としが生まれます。VZVは、視... -
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若年のBRAOを見たらSusacを外さない – AWHと脳梁中心病変を軸に Egan 2019 の診断基準・治療アルゴリズムを読む
若年でBRAO(branch retinal artery occlusion)を見たとき、動脈硬化や塞栓だけでは説明しづらい症例が混じります。両側性・多発・再発、そして「耳」「脳」の症状が後から追い付くタイプでは、Susac症候群を知っているかどうかで初期対応が変わります。 ... -
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視神経乳頭の肉芽腫を見たら? – サルコイド乳頭肉芽腫の OCT 経過と治療反応(Hickman 2016)
視神経乳頭の表面に腫瘤様の隆起を見たとき、何を考えるか。乳頭浮腫、papillitis、転移巣、メラノサイトーマ、白血病浸潤、そしてサルコイド肉芽腫。これらを並べたとき、サルコイドが「乳頭そのものから前方へ突出する」病変として現れることは、教科書... -
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神経網膜炎はOCTで早く疑える?4例報告から早期所見を読む
黄斑星状滲出が出そろう前の神経網膜炎は、外来では「乳頭浮腫」や「乳頭炎」として見えてしまうことがあります。Zatreanu らの2017年報告は、4例という小規模な Photo Essay ですが、典型像が完成する前にOCTで拾えるかもしれない所見として、乳頭上浸潤...
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